ED(インポテンツ・勃起不全）治療薬　バイアグラ（VIAGRA）

  

そもそもEDとは？
日本では「勃起不全」「勃起障害」と言われている症状で、この言葉を聞くと性的刺激を受けても全く起たないと
思われる方が多いようですが、「勃起までに時間がかかる」「起つけどなんか硬さが微妙・・・」「しっかり硬くなったのに途中で萎えてくる」
「勃起が持続しない」それぞれ症状はありますが、これらすべての総称でもあり、これがEDと呼ばれています。


勃起のメカニズムって？
ペニスはスポンジだと思ってください、実際にその様な作りです。このスポンジを海綿体といいます。
視覚や聴覚、または想像や直接的な刺激などで性的刺激を受けると、血がそのスポンジに一気に集まり血がパンパンに集まった状態が勃起の状態です。

人間には交感神経と副交感神経という神経があります。
交感神経とは簡単に言うと緊張や恐怖を覚えたときの状態で、この時はペニスが収縮する状態、わかりますね？
副交感神経とはリラックス状態で睡眠に入りやすくなります。朝起ちしたことはありますね？良い状態です。
この二つの神経のバランスが勃起状態を左右します。


どうしてEDになるのか？
これには２つのタイプがあるようです。
ひとつは精神的要因です。体の機能は正常ですが、主にストレスが原因で、これがEDの半数以上占めます。
 たとえば離婚の危機にある、リストラの危機にある、夜の営みで相手を満足させられないetc・・・・
これらのせいで、脳からの神経伝達やホルモンバランスに悪影響を及ぼし勃起障害を起こします。これを心因性勃起不全といいます。

もうひとつは身体的障害が要因です。
こちらは糖尿病や高血圧などの成人病や、薬の副作用や加齢などがあげられます。
現代は高齢化社会と言われておりますが、これが患者数を割り増しているのは事実。

ストレスからの暴飲暴食、お酒の飲みすぎ、偏った食生活、これらの要因も無視できない状態にあります。
これを器質性勃起不全といいます。


ED患者はどれくらいいるの？

1998年に行われた調査ですでに1130万人！
 性生活を送るのが困難な人が260万人、いまでもそれ以上に増えている状態のようです・・・。

EDは今では誰にでもなりえる病気です。
しかし的確に治療すれば恐れるに足りない病です。
それには自らの生活習慣や見直さないといけないですね。何事も健康、自己管理は怠らないようにしましょう。